ヘルメットなしの「電動キックボード」に乗るべき5つの理由

電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」が、4月23日、電動キックボードのシェアリングサービスを開始した。

次世代のモビリティとして、欧米を中心に急速に拡大する電動キックボード。後発の日本だが、今後のさらなるマーケット拡大に向け、ユーザーである僕らも今のうちからその利便性を把握しておきたい。

というわけで、今「LUUP」の電動キックボードに乗るべき5つの理由をピックアップ!

©株式会社Luup

そもそも、今回の電動キックボード導入は経済産業省による「新規事業特例制度」を利用した実証実験で、「マイクロモビリティ推進協議会」に参画する「株式会社Luup」のほか3社に政府の認定がおりて、公道走行実証がスタート。2021年10月までの期間を予定している。

「LUUP」ポートに導入された車体を利用するには、乗車前に免許証の登録と、走行ルールの確認テスト(満点合格が利用条件)が必須となるが、あとは電動アシスト自転車同様、借りたいポートから目的地のポートまでの利用が可能だ。

01.
初乗り10分100円!
歩くにはちょっと…な距離にピッタリ

駅を降りて目的地まで歩くには少々距離がある。タクシーを使うにも1メーター。そんな場面にちょうどいいのが電動キックボード。

もともと「街じゅうを“駅前化”する」をコンセプトに掲げる同社。移動におけるファースト・ラストワンマイル的なポジションを担うのが、チョイ乗り感覚で使える、電動キックボードならではの機動力。初乗り10分100円(以降は1分ごとに15円)という料金設定も嬉しい。

02.
都内6区域、300ポート
乗りたいときにすぐ乗れる!

©株式会社Luup

すでに電動アシスト自転車で都内を中心に展開する「LUUP」の走行対象エリアは、渋谷区、新宿区、品川区、世田谷区、港区、目黒区の6区全域に及び、シェアサイクルでは最高密度となる300ポートを展開。このうち200ポートで電動キックボードが利用可能に。

スタートは100台ほどだそうだが、順次台数を増やしていく予定ということなので、いつどこでも乗りたいときに電動キックボードで移動できる。

ちなみに、上記区域のうち、車両の走行が著しく多い幹線道路(たとえば国道246号線など)は、安全性の観点から走行禁止道路と位置付けられている。

03.
こう見えてパワーあります
坂道もラクラク〜

©株式会社Luup

この3年間でじつに9回もアップデートを繰り返してきた「LUUP」の電動キックボード。今回の導入に向けても、車体を大きく見直したことで、従来モデルよりもぐんとパワーアップ!

ボディが大幅に頑丈になっただけでなく、サスペンションもアップデートし、道路状況に合わせて段差もラクに乗り越えられる仕様に。さらには、モーターも過去最高パワーのものを搭載。坂道が意外と多い渋谷・代官山近辺や六本木エリアなど、降りずにすす〜っと坂道を登っていける快適さは、むしろ自転車よりコッチ。

04.
洋服を選ばない。
スカートでも乗れちゃう

同じマイクロモビリティなら、電動アシスト自転車でもいいのでは?という意見。たしかに、スピードを優先するなら自転車に分があるが、電動キックボード最大のメリットは「こぐ必要がない」こと。

「LUUP」は女性ユーザーも多い。立ったままの姿勢でまたがって移動できれば、スカートでもワンピースでもスーツでもロングコートでも、着る服を選ばずに気軽に乗ることができる。これは電動キックボードならでは。ビジネスシーンでも、「LUUP」ならスマートに移動が可能だ。

05.
「LUUP」なら、ヘルメット不要!

今回、国内では初となる“ヘルメットなし”での走行が認められた。

その背景には、これまで「原動機付自転車」として道路交通法上区分されてきた電動キックボードが、特例措置により「小型特殊自動車」扱いとすることで、ヘルメットの着用が任意となったため。

逆の見方をすれば、“ノーヘル”で公道走行できる電動キックボードは「LUUP」を含め認可がおりた事業社のみ、ということにも触れておきたい。

「使いたいときにヘルメットがない」「髪型が崩れるのが気になる」など、着用義務が利用のひとつのハードルになっていたことを思えば、今回の措置は、より気軽に利用できる環境が整ったといえるだろう。

ちなみに、法令上の速度は15km/hに制限。とくに急がず自転車をこいだ時の速度がちょうどこれにあたる。原付や電動アシスト自転車と比較すればたしかに遅い。それでも、キックでアクセルをスタートさせると、15キロという数字以上にスピード感がある。

未来の交通インフラとなるために

コロナ禍における密を避ける移動手段として、世界各国で普及が進んだ電動キックボードだが、「グローバルからは2〜3年ビハインドしている」とLuup代表・岡井大輝氏は、日本の現状を語った。

withコロナにおける新たな移動手段というだけでなく、今回の実証実験が将来的な電動キックボードに関するルール設計に向けた、データ収集や課題の発見となることを思えば……やっぱり、今ボクらが乗らずにいつ乗る?

原付と自転車のあいだを埋めるモビリティとして、自転車より短距離での移動手段として。電動キックボードが未来の交通インフラのひとつとなるかの分岐点。

まずはその手でハンドルを握り、電動キックボードにまたがってみてはいかがだろう。

『LUUP』

【ダウンロードリンク】https://luup.onelink.me/Myjb/cfcdb04a

Top image: © 株式会社Luup

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