新モビリティは蹴る⇒座る。ラク乗り「EVボード」

街のなかをスイスイ走る電動キックボード。すっかり馴染みになったちょい乗りモビリティの便利さは、一度でも利用したことのある人ならお分かりのはず。

ただあれ、基本はスタンディング。ちょっとした路上の段差や、走りはじめのキックにやや不安を覚える人も少なくない。そういった面をカバーするような新モビリティが登場!もちろん、公道走行OKなやつだ。

キック不要のボード
座って乗れる新時代EV

©Future株式会社

もはや、ボードという呼び名が相応しいのかさえわからなくなる見た目の「FUTURE board 2」。その特長から「キックしないボード」とも称されるEVバイクだ。

車両区分は特定小型原付に該当する同モデル、16歳以上ではあるものの免許不要で運転できる。ただし、最高時速には時速20キロという制限つき。

©Future株式会社

走行をはじめるのにキックすることもなく、アクセルの加減でスムーズに発進し、前輪に配された大径ファットタイヤとサスペンションにより、乗り心地は快適で、座っていても十分に安定感を得られる仕様。ちなみに航続距離は100kmとなっているが、2本目のバッテリーをオプションで搭載でき、合わせれば200kmまで航続可能だとか。

スタイルとしては“ちょい乗り”にどう活用するか、というところだろうから「遠出にはコレ!」と言うよりはバッテリーチャージの心配をせずに済むって考え方での使用が向いているのかもしれない。

©Future株式会社

たしかに、都市部においては電動キックボードの優位性が勝ることもあるだろう。でも、ひとたび郊外に出れば、あるいは旅先での移動手段のひとつとして。まったり移動のニーズに合致するシーンも想像できる。

そうそう、オプションで用意されるキャリアやデリバリーBOXなどで荷物を積んでの移動も可能だそうだから、宅配・配送などの業務利用においても活躍の場が広がる可能性も。

多様に活用できそうな新しいスタイルのモビリティが登場する昨今。あらゆるシーンで暮らしのラストワンマイルを埋めるEVバイクで個性を主張する。そんな時代に突入していることをあらためて感じさせられる。

『FUTURE board 2』
【WEBサイト】
https://www.futuremobility.fun/mobility/future-board-2

Top image: © Future株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。