デジタルでサステイナブルな未来が見える「MINI」の新コンセプトEV発表 

愛らしさと洗練されたスタイルをもつ英国の自動車ブランド「MINI」から、新しいEV(電気自動車)が発表された。

同ブランド初のクロスオーバータイプのEVコンセプト「MINI Concept Aceman(ミニ コンセプト・エースマン)」。

伝統のハッチバックMINIとサイズにゆとりのあるMINIクロスオーバーの中間に位置するクロスオーバータイプの5人乗り。コンパクトなのに充実したラゲッジスペースを備えたボディサイズは、全長4.05m、全幅1.99m、全高1.59m。

©BMW

インテリアには再生された繊維を編み込んだ素材を採用し、クロームメッキやレザーを採用しない、サステイナブル仕様となっているのも特徴のひとつ。

車内の座席からは、独特のフォルムで配置される社内中央の丸い有機ELディスプレイやトグルスイッチなどがシームレスに組み合われた姿が印象的。「MINI」としての意匠はもちろん、このコンセプトモデル独特の世界観を表現している。

©BMW

八角形フロントグリルは、LEDでサインを表示。縁がライトグリーンで点灯し、走行中の存在感を示すことで安全性も担保するデザイン。

©BMW

次世代のMINIファミリーに導入される新たなデザイン言語「カリスマティック・シンプリシティ」を採用して構成された「MINI Concept Aceman」。

ブランドの責任者・シュテファニー・ヴルスト氏いわく「このコンセプトカーは、MINIが完全電動化という未来に向けてどのように自己改革を進めているのかを象徴しています」としており、今後の「MINI」がどのような姿になっていくかデザインの方向性も示している。

© MINI / YouTube
Top image: © BMW
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。