採掘はもうしない!「Pandora」が天然ダイヤモンドの不使用を宣言
地中で数億年という歳月をかけて生成される、ダイヤモンド。
そんな自然の神秘・ダイヤを使用したアクセサリーが世界中で人気のブランド「Pandora(パンドラ)」が、5月4日、驚きの発表をおこなった。
「自社では、今後一切、自然から採取されたダイヤモンドを製品に使用しません」。
......はたして、その意味とは?
©2021 Pandora Inc. All rights reserved
チャームやブレスレットなどが幅広い世代に大人気の「Pandora」が、人工ダイヤモンドのみで作られる新しいコレクション「Pandora Brilliance」のローンチ発表と同時に語った衝撃の内容。
じつは、天然ダイヤモンドの採掘は、過酷な労働環境や児童労働、環境破壊など、さまざなな問題をはらんでいるとされており、同ブランドは人権や環境問題、持続可能性などをを考慮し、このたびの決断に至ったという。
なお、研究施設で開発された人工ダイヤモンドは、品質を表現する「4C基準(カラット/重さ、カット/輝き、カラー/色、クラリティ/透明度)」のすべてにおいて、天然のダイヤと同等の品質を保ってるとのこと。
世の中がサステイナビリティの実現を目指すなか、今回の「Pandora」の宣言は業界に大きな変革をもたらしそうだ。
なお、「Pandora Brilliance」はイギリスから販売をスタートさせ、2022年までに世界の市場へと拡大していく予定とのこと。
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