世界初!ゼロエミッションの電気旅客機「Wright Spirit 」

また、旅に出たい。
でも、地球にも優しくしたい。

そんなあなたへ、米スタートアップ「Wright Electric(ライト・エレクトリック)」が開発中のフル電動旅客機をご紹介!

「Wright Spirit(ライト・スピリット)」と名付けられた100人乗りの旅客機の最大の特徴は、ゼロエミッションであること。もちろん世界で初めて!

© WRIGHT ELECTRIC, INC.

運行が想定されるのは、ソウル-済州島、ロンドン-パリ、リオデジャネイロ-サンパウロ、サンフランシスコ-ロサンゼルスなど、1時間程度の距離ながら、利用者の多い路線。

ソウル-済州島については、なんと年間1400万人が利用するのだとか。

「需要の高い区間をターゲットにするのは、世界のCO2排出量に大きな影響を与えることができるから」とジェフ・エングラーCEO。

この意欲的なコメントの裏には「2026年以降、CO2排出量をゼロにする」という、同社が掲げる約束があった。

既存の推進システム(炭化水素系)を使った航空機の排出量は、推定10億4000万トン(2018年時点)。これをメガワットクラスの電気の力でゼロに近づけるという、壮大な挑戦が始まろうとしている。

人類初の動力飛行に成功した“ライト兄弟の心意気”を翼に乗せて、2026年までに完成予定だ。

Top image: © WRIGHT ELECTRIC, INC.
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。