CO2の排出量を減らすのではなく、使い道を増やしたら……。

二酸化炭素の減らし方として、どんなものが思い浮かぶだろうか。

大規模な植林、再生可能エネルギーへの転換、脱プラ・脱炭素化……たしかに重要な取り組みだ。

さて、こんなのはどう?

© pangaia/Instagram

空気中から集まった炭素が、世にもスタイリッシュなサングラスに変身するこの動画。

じつは……本当にある話なんです。さすがに演出はCGだけれど。

反射が印象的なレンズの正体は、サステイナブルブランド「PANGAIA」と炭素変換企業「Twelve」が共同開発した「CO2Made®ポリカーボネートレンズ」。その名の通り、空気中の二酸化炭素と水、再生可能エネルギーで作られている。

植物の光合成プロセスを工場規模で模倣することで、化石燃料を使用せずに、衣類やアクセサリー、電子機器、自動車などを形作る化学物質を合成しているのだとか。そんなことできちゃうんだな……。

© PANGAIA

このレンズを使ったアイウェアは、ブラック、シルバー、コバルトブルーの3色展開で、価格は495ドル。先行発売分の200本は早々に売り切れとなり、現在はウェイティングリストを受付中だ。

二酸化炭素生まれのダイヤモンド石灰、そしてサングラスのレンズ。次はいったいどんなモノに変身するのか楽しみ!

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Top image: © PANGAIA
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。