2020年のCO2排出量が「過去最大」の7%減少に

地球温暖化を研究する国際チーム「グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)」が、2020年の世界中での二酸化炭素排出量が前年比で7%減となることを発表した。

理由はもちろん新型コロナウイルスの世界的流行による各国のロックダウン移動制限によるもので、過去最大の減少幅を記録したということだ。

具体的には推定24億t(トン)の減少が見込まれ、これは第2次世界大戦終結後に記録した9億tの減少や、世界金融危機中の2009年に記録された5億t減を大きく上回る数字。

欧州とアメリカ全体では年間に約12%減少し、とくに厳しいロックダウンが2度おこなわれたフランスとイギリスでは、それぞれ15%減13%減であったと見積もられている。

二酸化炭素の排出量の減少は歓迎されるべきことである一方で、研究者らの間では、新型コロナウイルスによる一時的な減少により気候変動に対する長期的な政策が見えづらくなっているとの指摘もあるようだ。

たしかに、今回の減少は偶発的に起こったものであり、これからも気候変動を楽観視せずに積極的に興味と関心を持ち続ける必要があるだろう。

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