「廃棄量・コスト・CO2」すべてを圧縮するスマートゴミ箱がすごい
韓国の企業が開発した「Clean CUBE」は、ゴミの処理や収集を見直した、スマートなゴミ箱。太陽光のエネルギーを使ってゴミを圧縮し、従来の約8倍の量を収容できます。
さらに、すべてをデータ管理しオンラインで確認することで、収集車を最適なルートに配置し、「ゴミが溢れてる…」といったトラブルを防げるようになるとか。ひとつずつ機能を見ていきましょう。
ググッと圧縮して
8倍のゴミを収容
8倍のゴミを収容
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27963/1018c5579ebf499450d21c221db9d090c03f44c0.png)
捨てられたゴミを圧縮。そうして収集の回数を減らせるのが特徴のひとつ。そのエネルギーはソーラーパネルを用いて得るため、とてもエコ。ちなみに、Wi-Fiスポットにもなります。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27966/a1a7b9e427f576da05e398c704223c5341853bb8.png)
またゴミ箱内のセンサーで、常に「どのくらいゴミが溜まっているか」がわかるので、外に溢れ出るような心配もありません。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27967/c8c93e6ea293f9fe82bde5978d3a856abd2c4025.png)
収集も「満タンですよ」のサインがあるところだけ回ればいいので、大幅なコスト削減やCO2排出の低減にも効果を発揮。とても効率的ですね。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27971/66ecb0934081a209bdabd4bd9dea3095e9e5a34e.jpg)
ソウル大学など、4つの大学に144基を設置したケーススタディでは「週に12回の収集が2回に減った」、「リサイクル率が300%も向上した」という報告が届いているそう。
エコとクリーンの両方の力をあわせ持つ「Clean CUBE」。今後はインドやアメリカ、アラブなどのイベントを通じて、世界にその魅力を伝えていくみたいですよ。
Licensed material used with permission by Ecube Labs