真夏もエアコンいらず?エコな冷却シートが開発

ノースイースタン大学の工学系准教授であるYi Zheng氏が、ある画期的な建築素材を開発したと論文を通して発表。

「cooling paper」との仮称で呼ばれている素材、屋根の建材として使用することで、太陽光を反射、さらには建物内部のも逃してくれるという。

実際のデータでは、室内の温度を約6度ほど低下させることが可能との結果も出ており、私たちの生活にもはや欠かせないエアコンの代わりになるかもしれないと期待されている。

さらに特筆すべきは、この素材が不要になった紙素材をリサイクルして製造できるという点。

Zheng氏は、もともと不要となったゴミからサステイナブルな素材を開発できないか模索しており、今回、リサイクル紙素材にテフロンを混ぜ合わせることで、特殊な建材の開発に成功した。

またこの素材は、実際に建材とし使用してから、溶かして再び紙に戻しても、性能がまったく低下しない性質も持っているようだ。

電気使用料を抑えられ、リサイクル可能な、新たな素材。未来のサステイナブル素材は、まだまだ身近なところに眠っているのかも。

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