これは便利かも!電動アシスト機能付き「SUPボード」が登場

スロベニアからまったく新しい概念のSUP(スタンドアップサドル)ボードが誕生。なんでも、スクリューモーターを搭載した電動アシスト機能付きだとか。さらには、持ち運びに難があったSUPボードが折りたためる!?

スクリュー付きモーターで
スイスイ漕げるSUPボード

子どもでもスイスイ漕げてしまう、こちらがSipaBoards。ボード中央部に取り付けるスクリュー付きのモーター(最大3時間連続使用可能)の力を使い、電動アシスト自転車のようにバドルでひと漕ぎするだけで、すい〜っとボードが進むラクラク機能を搭載。パドルのボタンを押すことで加速・減速の切り替えができるようです。

海や川のように水の流れがある場所でも、アシスト機能を活かすことで楽チンにSUPを楽しむことができると、開発サイドは太鼓判。クラウドファインディングで目標金額に達し、商品化が決定。2015年には国際的なプロダクトデザイン性のレッド・ドット・アワードを受賞しました。

持ち運びもラクラク

さて、画期的な機能をもうひとつ。彼がバックパックのように背負っているこの黒い袋。じつは、この中にすべて収まってしまうのがSipaBoards第2の特徴です。これまで持ち運びに大きな難があったSUPボードを、空気で膨らませるゴム製にしたのがSipaBoards。

空気を抜いた状態で持ち運びできるため、バッグの中身はこんなにコンパクトです。では、いったいこれをどうやって膨らませるか?ここで生きてくるのが、前述のモーターなんです。一目瞭然、まずは下の映像をチェック!

組み立てもラクラク

画面中央の白い容器、この中にモーターが入っています。ゴム製のSUPの空気栓とチューブで繋げば、みるみるうちに膨らんでボードのできあがり。

最後にモーターをボード中央部の溝にはめ込んだら完成というお手軽さ。全長335cm、幅80cmのサイズでモーター分の重さが入った重量は、それでも13.5kg。コンパクトにたたんで収納できることを考えれば十分アリでしょう!

オプションでボード底にLEDも搭載可能。「ナイトSUP」を楽しみたい人にはおすすめ。

手軽にSUPボードをはじめたい人にも、アウトドアフリークにもSipaBoardsはちょっと気になるアイテムなはず。シッピング込みで1640ドル(約18万円)という値段もまずまず。公式サイトには、より安定感を持たせたフィッシャーマンタイプのボードなども掲載されています。

Licensed material used with permission by SipaBoards
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。