持ち運びを追求した「キャリーバッグ」になる電動キックボード
いつかもっと気軽に、そして手軽に、いわゆる「電動キックボード」で公道を走れる日がくることを期待するほかないのですが、この手のスマートビークルの進化って、ホント日進月歩ですよね。車よりよっぽど地球にやさしいし。
携行性を追求した結果
折りたたみ式にしてみた
![「キャリーバッグ」電動キックボード 折りたたみ](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/84362/cf7a02374608fb9a84fdd8bf8de0ef346461317c.png)
最近ではゴルフ場でも1人乗りのセグウェイや、キックボードタイプのゴルフカートで移動するコースもあるそうですが、韓国のパーソナルモビリティメーカーが開発した電動キックボード「TRANSBORD」は、バリバリのタウン仕様。
従来のもののように、細長いボディーに行儀よく足を前後に並べてバランスを取りながら走行するタイプと違い、こちらは両足を肩幅に開き、完全に前向きで走行。あの小径車輪でおもちゃの延長のような代物とは、見た目の印象もだいぶ違います。
なにより、あのダサさがないのがいい。アルミニウム合金のフレームにポリカーボネート製のボディ、もちろんその分重量は約18kgと増すけれど、TRANSBORD最大の特徴が、これこれ、コレですよ。
1、2の3っで、パタっ。
![「キャリーバッグ」電動キックボード 折りたたみ](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/84350/a1e80fe72cc6a6959da0dc7b571ec5af295bdf99.gif)
![「キャリーバッグ」電動キックボード 折りたたみ](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/84352/0366131055dc9ba21c9aa86b664961c620192b8b.png)
ボタンひとつでボディーの中ほどからパタっと折りたたんでこの通り。飛行機の手荷物レベルにまでコンパクトにたためて、そのままキャリーバッグの要領でガラガラ引っ張って移動もできるというわけ。いやいや、そこは乗って移動しなきゃ!なんてツッコミたくもなりますが、電車やバスを利用したり、オフィスに置いておくにも、たためた方がそりゃ便利だわ。
![「キャリーバッグ」電動キックボード](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/84425/8f0372420f94dd1b5e2da8d5732c733a4682d659.png)
![「キャリーバッグ」電動キックボード](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/84355/e0d235e8f0c48b02b31c3c214027867472059236.gif)
走りもこの通り。なめらかだし小回りも効くようです。
車体重量:約18kg(最大積載量約100kg)
実走行可能距離:約32km
最高速度:32km/h
充電時間:約6時間
このほか、3段切り替えスピードに、電子ブレーキシステム(後輪はフットブレーキ)スピード、電圧、バッテリー残量などを示すLEDインジケーターだって標準装備。
で、さらにですよ、
サスペンション搭載の
イケてる足回り
![「キャリーバッグ」電動キックボード](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/84412/fa3e87287f01d7a1002859f40ff473de74ec1eb5.png)
![「キャリーバッグ」電動キックボード](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/84351/3e91f6b52d49f8177c376361e12272226d7b3b67.gif)
![「キャリーバッグ」電動キックボード 折りたたみ](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/84424/484a84ed56237effeff004f10d2cc1a01a93b5d7.jpg)
最後に紹介する動画にも登場するんですが、河原っぺりらしき砂利道でもスイスイ進むんですよね。これ、フロントとリアそれぞれに搭載されたサスペンションがバンプを吸収してくれるからなんだけど、まあ、これがじつに楽しそうで。オフロードもこなす電動キックボートって、ちょっとありそうでなかったな、と。
公道がムリでもなかなか遊べそうですよね。では、やたらとオシャレな仕上がりの動画をどうぞ。 まあ、どこまで行っても結局はキックボードなんだけどね。