米・玩具メーカー「Mattel」、が「思い出のおもちゃ」を回収!

幼いころ、肌身離さずいつも一緒にいた、お気に入りのおもちゃ。年齢が上がるにしたがって手にする機会が減り、いつの間にかクローゼットの奥に仕舞われたままに。

「もう遊ぶことはないけど、捨てるのはちょっと......」

そんな気持ちに寄り添ったサービスを、バービー人形UNOといった人気のおもちゃを世に送り出してきた米・玩具メーカー「Mattel(マテル)」がスタートさせた。

4月にローンチされた「Mattel PlayBack」は、おもちゃを回収&リサイクルするプログラム

「遊ばなくなったおもちゃは、収納したり、捨てたりするべきではない。次の世代に引き継ぐべきだ」──。

メーカーのそんな思いから開始されたプログラムでは、再利用できるおもちゃはリサイクルされ、二次利用が難しい素材が使用されているものはエネルギー創出のため焼却されるのだとか。

サービスの利用方法は方法は簡単。公式サイトから「Get Started」のボタンを押し、必要事項を記入して、発送ラベルを入手。その後、登録したメールアドレスに、ラベルが届くのでプリントアウトし、いらなくなったおもちゃを箱に詰めてラベルを貼り、「Mattel」に送るだけだ。

©2021 Mattel

現在のところ、こちらのサービスはアメリカとカナダのみで対応。

日本でも「McDonald's」が「おもちゃリサイクル」のサービスを始めるなど、玩具のサステイナビリティが注目を集めている。

楽しい思い出が詰まったおもちゃが、違う誰かを笑顔にする。“笑顔のサステイナビリティ”を実現する素敵なプロジェクトといえるだろう。

Top image: © 2021 Mattel
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。