玩具メーカー社員が育てた「おもちゃ専用米」が原料の赤ちゃんにやさしい「つみき」
噛んでも、なめても大丈夫!
なんでもなめちゃう赤ちゃんが安心して遊べるお米からつくった「つみき」。以前から販売されてきたが、この原材料を玩具メーカーの社員が育てて商品化を実現した。
2023年2月頃から順次販売予定の「お米のどうぶつつみき」。
乳幼児向けおもちゃの企画開発・販売を行う「ピープル株式会社」の社員自ら田植えと稲刈りに挑戦し、収穫した“おもちゃ専用米”を原料の一部にして完成したお米由来のバイオマスプラスチック製玩具だ。
©ピープル株式会社
原料の「お米」についてもっと知りたいという開発担当者の思いから、日本有数の米どころである新潟県南魚沼市に田んぼを借りて、「ピープル農場」と銘打ちお米の育成を昨年スタート。
©ピープル株式会社
©ピープル株式会社
ただ原料の育成をするだけでなく、米作りを通して日本の米文化、田んぼを取り巻く環境、日本の農業の抱える問題などを、身をもって知ることができたそうだ。
その経験もあり、「ピープル株式会社」では、食用以外の新たなお米の消費方法を増やして歯止めのかからない米の消費量の減少に伴う耕作放棄地問題にも微力ながら貢献したいとのこと。
今後もお米のおもちゃの販売とともに、ピープル農場を活用しながら、消費者や取引企業などと連携し、SDGs課題に取り組んでいくという。
こういうコンセプト、いいじゃない!
『ピープルの「お米のおもちゃ」』
【公式WEBサイト】
https://www.people-kk.co.jp/toys/okome/main.html
【「ピープル農場」について】
https://note.com/people_noujou
Top image: © ピープル株式会社