表裏の体感温度差......なんと25℃!中国で開発された新素材がすごい!

熱くなったり、寒くなったり......何を着ればいいのか迷ってしまう、今の時期。

そんな季節の変わり目ならではの悩みを解消してくれる、画期的すぎる素材が開発されたようだ。

中国の研究者がアメリカの科学誌『Nano Letters』に発表した「Janus(ヤヌス)」と呼ばれる生地は、裏と表でそれぞれまったく異なる温度特性をもった繊維素材。

表面は太陽光を反射することで、一般的なコットン素材よりも11℃冷たく、そして裏面は日の光を閉じ込め、日射を吸収しやすい黒の綿布と比較しても14℃も温かく感じることができるのだとか。

その体感温度差、じつに25℃!

つまり、この新素材を使用すれば、あらゆる季節やシーンに対応できる究極のリバーシブルウエアが完成するということ。

また、別の研究では、温度の高低差によって発電能力があることも確認されているのだとか。

その特徴からローマ神話に登場する、ふたつの顔をもつ双面神・ヤヌスにちなんで命名された、この新素材。もし実用化されれば、ファッションやアウトドアといったシーンの在り方を根本から創り変える“神のような存在”になるのかも......!

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