まるで折り紙のよう。MITが近未来的な新素材を開発。
マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発した新しい素材は、日本の折り紙からヒントを得た「aeroMorph」。布や紙、プラスチックなどのベースに菱形模様を刻むことで、プログラミングにより菱形の部分を支点にして折れ曲がる素材だとか。
以下の動画をチェック。自動で折り紙が形を変えているように見える不思議な仕組みです。
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おもちゃや家具などに応用できる
「aeroMorph」は、まず専用のソフトでモデルを作成し、折り方のシミュレーションをします。折るときの角度などを調整して特殊な装置にデータを転送し、まるでキルトを縫うように菱形の模様をベースとなる生地に刻む。プログラムによっては、非常に複雑な動きを再現することもできるのだとか。
折り紙というより生き物の動きのようにも見えてきませんか。
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菱形の形状によって、素材の動きはまるでベツモノに変化。開発チームはaeroMorphを使って、衣類やおもちゃ、ロボット、特殊な梱包材に応用できると考えているようで、用途は多岐にわたりそう。
敷き布団や枕に利用して、身体の向きに関わらず快適な睡眠を保ち続けてくれるように形状を変える寝具なんかも作れそうですよね。あるいは、ロボット工学と組み合わせることで、今までになかったなめらかな動きを再現することも可能になるかもしれません。
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見た目こそ地味だけど、新素材が今後いろんな場面で応用され、近い将来、身のまわりに当たり前に存在するものになるのかも。
Licensed material used with permission by MIT Media Lab