テクノロジーで「20世紀イタリア」を体感できる博物館
イタリア本土と水の都ベネチアを結ぶ街メストレ。この街の中心部に先日オープンしたのが博物館「M9(Museo 900)」。
展示内容は20世紀のイタリア。社会、ライフスタイル、政治、文化など全8つのセクションに分かれています。
それぞれのセクションではテクノロジーを駆使して観覧者に情報を届け、感情に訴えかける仕組みとなっています。随所で3D映像やタッチパネル、更にはVRなどの仕掛けにより来場者をかつてのイタリアへ誘います。
©2018 Polymnia Venezia, photo by Alessandra Chemoll
©2018 Polymnia Venezia, photo by Alessandra Chemoll
館内の一部を映像やテクノロジーで魅せる博物館は多々あるけれど、入館から退館まであれば、見るだけじゃなく展示物をリアルに“体験”でき、満足度があがりそう。
20世紀を語るうえで切り離せない戦争も、もちろん盛り込まれています。目の前で爆弾が投下され、爆撃機が空を飛ぶ光景は、VRを介せば写真で見るそれよりも何倍もリアルに体感できるはず。観る人を飽きさせません。
©2018 Polymnia Venezia, photo by Alessandra Chemoll
©2018 Polymnia Venezia, photo by Alessandra Chemoll
外観には、オレンジ、白、レンガ色などミックスしたセラミックタイルが使用されていて特徴的。メストレ駅まで徒歩約15分の立地なので、べネチア観光とセットで訪れてみたいところ。
©2018 Polymnia Venezia, photo by Alessandra Chemoll
Reference: M9
Top image: © 2018 Polymnia Venezia, photo by Alessandra Chemoll