Twitter上でミュージアム同士が「花束を贈る」プチムーブメント
3月25日、アメリカのニューヨーク歴史協会がスミソニアン・アメリカ美術館に向けて、以下のようなツイートをした。
一言一句理解する必要はないのだが、このツイートのポイントは「#MuseumBouquet(ミュージアムからの花束)」と「花が関係している作品画像」の2点。
ニューヨーク歴史協会は厳しい状況でも明るい気分になってほしいという想いを込めて、作品を“花束”として、スミソニアン・アメリカ美術館に贈っているのだ。
もう想像できていると思うが、背景にあるのは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による美術館・博物館の臨時休業。
そのあと、この様子を知った多くの美術館はお互いを元気付けるために“花束”を贈り合うことに。#MuseumBouquetは、局所的なムーブメントになったのだ。
不安や不満のある状況を生きるために助け合おうとする考え方と、それをすぐにSNSで実行する行動力――。見習おうと思った人は少なくないだろう。
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