"⾝体ごと"⾳楽に没⼊する⾳楽体験ミュージアム「MUUUSE」開催
視覚に聴覚、触覚……普段から五感をフル活用しているだろうか? 日々スマホやPCの画面に釘付けになり、刺激的な情報に疲れてはいないだろうか。
今月1日から東京・虎ノ門で開催する「MUUUSE : MUSIC MUSEUM(ミューズ)」は、「音に触れる、光を聞く。身体が反射する」という、新たな体験を予感させるコンセプトを掲げる、新感覚の没入型音楽体験ミュージアムだ。
オープニングイベントには、コラボアーティスト代表の小室哲哉(TM NETWORK)、アンバサダーの詩羽
(水曜日のカンパネラ)、MC兼アンバサダーでJ-WAVEナビゲーターの別所哲也が登壇。
テクノロジーの力で、文字通り「音楽に触れる」
「MUUUSE」とは音楽(Music)と美術館(Museum)を掛け合わせた造語で、虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」と「J-WAVE」がタッグを組んで生まれた、音楽鑑賞と芸術鑑賞という2つの領域を越境した、没入型の音楽体験ミュージアム。
会場内は、大きく「過去」「現在」「未来」の3つに分類され、各ギャラリーではAIやボリュメトリックビデオ(立体映像)技術、立体音響など日本が誇る最先端のデジタルテクノロジーを駆使した表現方法を用いて、参加者は文字通り身体ごと音楽に触れることができる。
これまでにない新しい“音楽のかたち”に没入し、光と音に全身が包み込まれる感触を味わえることだろう。
自然の音に身を任せ
太古の世界を最新技術で体感
3種類の時間軸を超えて音楽に没入できる本イベント、まずはGALLERY Aから。「自然の記憶」をテーマにし、天球型ドームに投影したプロジェクションマッピングに、これまでにない規模の立体音響を用いた音響が広がる。
「過去」を表すこの空間では、炎の燃える音や水のせせらぎ、風の音など太古から自然のなかに存在していた環境音が人間の手によって唯一無二の音楽へと変化し、移りゆく自然の風景やその音を、映像と共に全身で体感することができるという。
広々とした空間には、複数のビーズクッションが設置され、リラックスした体勢で光と音の粒を全身で感じられる癒し体験となっている。
これが私たちの“現在地”
現代音楽の世界観に没入
本展の目玉ともいえるGALLERY Bのテーマは「歌と感情」。巨大なLEDディスプレイが全面に広がり、まさにライブ会場のステージのような空間。音響や照明もライブさながらのこの場所では、現代の音楽シーンを代表する以下6組のアーティストの楽曲を、特別に再編集された映像とともに楽しむことができる。
・TM NETWORK 『Get Wild』
・YOASOBI 『舞台に立って』
・THE YELLOW MONKEY 『SPARK』
・角野隼斗 『Nocturne Ⅱ - After Dawn』
・naevis(ナイビス) 『Done』
・UVERworld 『Touch off』
どのアーティストも異なる世界観をもち、表現方法も十人十色。彼らの感性や感情に触れることができ、ライブ映像鑑賞の最高到達点を全身で感じることができるだろう。
nævis(ナイビス) 「Done」
水曜日の1日先
「未来の音楽」はここに
最後を締めくくるGALLERY Cのテーマは「未来への実践」。ここでは、大人気ユニット「水曜日のカンパネラ」のプロデューサーを務めるケンモチヒデフミが、開発者である川田十夢とタッグを組み「木曜日のカンパネラ」プロジェクトを体験できる。
"水カン"の世界観をベースに、1日先の未来、つまりは木曜日の世界に拡張した楽曲を、天井高12mという大空間で、最先端の光演出とともに全身で体感。空間内には人体に害のないビーム光・ファイバービームが張り巡っており、そこで感じる音楽はまさに「未来の音楽」体験と言えるだろう。
ファイバービームの光源を備えるアームがまるで蜘蛛のように複雑に動くことで、想像を超える立体感を味わえる。
急に寒くなり、冬の到来を感じ始める季節になった今日、イルミネーションだけではない東京のキラキラな新スポット「MUUUSE 〜音に触れる、光を聞く。身体が反射する。〜」をお見逃しなく。
『MUUUSE:MUSIC MUSEUM〜音に触れる、光を聞く。身体が反射する。〜』
【期間】2024年11月1日(金)~2024年12月27日(金)
【会場】TOKYO NODE GALLERY A/B/C (東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
【営業時間】10:00-20:00(最終入場19:30)
※イベントなどにより、変更になることがあります。