「溶かして、固めて、着る」究極サステイナブルなゼリー服

どんなに好きな服でも、いつかは捨てる時がくるもの。

だが、もし着ていた服を捨てるのではなく、溶かして作り直せるとしたら、どれだけエコな世界になるのだろうか。

そんなアイデアを基に、アイスランドデザイナーのValdís Steinarsdóttir氏が、紅藻由来のゲル素材を使用したゼリー状のベストトップを作成。

無駄をなくすために、型に素材を入れて鋳造するこの衣服は、不要になった際に、溶かして元に戻し、同じ素材を使用して新たな衣服へと生成することができるのだ。

©Valdís Steinarsdóttir

衣服本体は、昆虫由来のコチニール染料を使用して着色されていたり、鋳造過程でさまざまな模様を付けることが出来たりと、ユニークな仕上がりの“ゼリー服”。

耐久性に関しても問題なく、かなりの時間着続けても問題は無いとのことだ。

もともとこのベストトップは、アイスランド・レイキャビクで開催されたデザインフェス「DesignMarch」で発表されたもの。

毎年600億平方メートル以上の繊維廃棄物を排出していると言われるファッション業界の廃棄問題に対して、新たな可能性を提示する目的があったという。

自然由来とは思えないようなモードな雰囲気が面白いゼリー服。ラグジュアリーブランドから登場する日も近いかもしれない。

©Valdís Steinarsdóttir
Top image: © Valdís Steinarsdóttir
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。