車が家の前に迎えに来て、運転終えたら消えます。おばけじゃないよ、Haloだよ。
通信の高速・大容量化、超低遅延、超高信頼性を叶える5G。でも今の段階では、映画を一瞬で送れるぐらいしか、その“うまみ”が分かりにくいかも。
ってことで、こんなこともできちゃうの!?という一例をご紹介!
© halocar_/Instagram
指定した場所にぴったり迎えにきてくれた自動車。なのにドライバーが……いない!?
こちらは、今年後半にラスベガスでスタート予定のライドシェアサービス「Halo」が扱う電気自動車。
最大の特徴は、無人運転で受け渡されること。といっても、運転上手のおばけを雇っているわけではなく、熟練のドライバーがオフィスから遠隔操作している仕組み。
ユーザーの使用後、元の場所に戻ってきたり、どこかに駐車する必要はなく、また無人運転でガレージまで引き取ってくれるんだとか。
オフィスから離れた場所でも、自動車を確実に届けるうえで必要不可欠なのが、大容量、広範囲、低遅延のネットワーク。そう、5Gが大活躍しているというわけだ。
「T-Mobile」5Gの活用に加えて、ユーザーの安全を守る緊急停止システムや、運転データから学び続ける人工知能も導入しており、普及すれば自動運転の未来が大きく開けそう。
好きなところで乗れて、目的地まで連れて行ってくれて、降りたら帰ってくれる、自分だけの“見えない”運転手が手に入ったりして。
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