「クラブって必要?」──そんな問いへのアンサー「bráinstòrm」開催
人同士が交わること、枯れるまで声をあげること、そして楽しむことさえも制限されているように感じるこの時代に、「クラブ」という場所とカルチャーは必要なのか?
そんな問いのもと「TABI LABO」が公開した一本の記事。
クラブミュージックシーンを牽引し続けるDJでありミュージシャン、プロデューサーとしても名を馳せる大沢伸一氏と、サウンド&サラウンドクリエイターとして注目を浴びる瀬戸勝之氏の対談は、公開直後より話題となり、SNS上ではクラブという存在の是非や意義、今後のイベントの在り方についてなどの議論が巻き起こった。
そんな対談企画の参加者である瀬戸氏が、9月17日(金)、渋谷「WOMB」でイベントを開催する。
タイトルは「bráinstòrm(ブレインストーム)」──“ひらめき”などを意味する言葉だ。
リアルであることの大切さを伝え、人が集まっていいアイデアが生まれる瞬間を演出するこのイベントでプレイするのは、シーンでトップをはるDJ、ミュージシャン、そしてさまざまなジャンルのクリエイターたち。
当日、現場で発表される、クラブミュージックフリークにとって興奮&驚きのシークレットゲストも登場する「bráinstòrm」の注目は、プレイヤーだけではない。
過剰な密を生み出さない「Limited 500(500人制限)」の採用や、クラブ業界では初となる、「コロンビア大学」と「ウシオ電機」の共同開発によって誕生した、高いウイルス抑制、除菌効果を期待できる紫外線照射機器「Care222」の導入など、withコロナ時代に相応しい環境を整備。
そしてなによりも、瀬戸氏がフロアでの“体感”にフォーカスしてセッティングした超音波やLIBERATION(開放)へのヒント、独自の空間演出、並べられるオーガニックフードなど、かつてのクラブイベントとは一線を画す仕掛けも大きな見どころだ。
対談企画のなかで瀬戸氏はこう語っている。
「クラブは、この世界で唯一の“真面目に狂うことができる場所”」
ストリーミングやヘッドフォンから流れる音楽では到達できない領域がそこにあるなら、クラブミュージックの......そして、クラブカルチャーの未来を体験しに「WOMB」に足を運ぶのは、決して間違った選択ではないはずだ。