イエローストーン国立公園の地震から生まれた曲が神秘的
科学者と音楽家がタッグを組むと、地震が芸術になるようだ——。
素粒子物理学者のDomenico Vicinanzaとフルート奏者のAlyssa Schwartzの協力により誕生したのは、イエローストーン国立公園の地震データをもとにした音楽。
Vicinanza氏は振動を楽譜へと変換するプログラムを開発しており、プレートの動きをベースに作曲したという。
© Alyssa Schwartz/YouTube
実際に音楽を聴いてみると、今までに聴いたことのないような、しかし耳馴染みはあるような……そんな不思議な感覚に陥るだろう。
もしかしたら、地下深くにあるプレートは見えないけれど、地震は身近な存在……ということを示しているのかもしれない。
ちなみに、プレートはほぼ常に動いているため、この曲に区切りはないらしい。
そのため、息継ぎをするタイミングは奏者の感覚やセンスに委ねられるそうだ——。
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