初夏の間だけ水に沈む、オーストリアの公園が神秘的。
オーストリア・シュタイアーマルク州トラゲスにある湖「Gleenlake」。
アルプスを望む自然公園にあるこの湖、冬場は1~2mの水溜まりなのですが、雪解け水が流れ込む夏場にだけ、神秘的なダイビングスポットとなるのです。
世界中のダイバーが魅了される理由は、公園の姿そのままが残ったエメラルドグリーンの湖底にあります。
エメラルドグリーンを生み出す
「草原の輝き」
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「Gleenlake」は夏の間だけ、自然公園になっている場所に出現します。つまり、普段は公園になっている敷地が水の底に沈んでしまうのです。
湖面が美しくエメラルドグリーンに見えるのは、湖底に沈んだ草原が光を反射しているから。
草も木も花も、すべてが澄んだ雪解け水の中で息づいているのです。
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7月には雪解け水が蒸発してしまうため、最適なダイビングシーズンは5月~6月。
水深は、10m以上にもなるそうです。
水底にはカニなどの水辺の生き物も生息していて、雪解け水は透明度が高いので、小さな生き物も見つけやすいかもしれません。
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植物だけではなく、公園の遊歩道も湖底に沈んでいて、不思議な世界観。泳いでいると、宙を浮いているような錯覚を起こしそうですね。
「Gleenlake」のあるシュタイアーマルク州トラゲスは、ウィーンからアルプス方面へ向かって約180km離れた場所。車で大体90分ほどの道のりだそう。
もしくは電車を使うなら、ウィーン・マイドリング駅で乗車、ブルック・アン・デア・ムーア駅で下車。駅からトラゲスまでバスで40分ほどかかり、さらにトラゲスの街から湖までは徒歩30分ほどかかるので、レンタカーを借りて向かうほうがいいかもしれません。
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