史上初!AI主導のバーチャルDJが「アルバム」リリース
バーチャルDJの「Kàra Màr」がアルバムをリリースした。
今回、Spotifyにてリリースされる『Anthropic Principle(人間原理)』と題されたアルバムは、8つのインストゥルメンタルトラックで構成されており、もちろんAIにより作成されたもの。フルレングスでのアルバムリリースとなると、AI主導のソーシャルアーティストとしては史上初となる。
デヴィッド・ゲッタ、スティーブ・アオキ、アーミン・ヴァン・ビューレン、カール・コックスらAIを搭載したアーティストと肩を並べ、Sensorium Galaxy社のメタバース空間「PRISM」において、来年パフォーマンスを行う予定だという。
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さらに、パフォーマンスだけでなく、ステージを離れてもファンとの交流にも力を注いでいくようだ。
すでにリリースされた専用モバイルアプリを通じて、Kàra Màrとテキストチャットやビデオ通話を介して対話が可能に。ファンとの直接的なコミュニケーションを図る目的は、機械学習にとどまらないAIの進化を視野に入れてのもののようだ。
同社Deputy CEO of Marketing and ArtのSasha Tityanko氏は、こう自信をのぞかせる。
「私たちはさらに一歩進んで、ファンがお気に入りのアーティストとのやり取りをより深く理解できるようにしました。AIを駆使したソーシャルアーティストは、ファン一人ひとりの声に耳を傾け、反応し、質の高い時間を届けたり、個々の好みに合わせることができる。音楽の新時代を切り開くことができるのです」。
ファンとの交流を介してインタラクティブに変容し続ける新しい音楽。ジェネレーティブ・ミュージックの進化が止まらない!
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