お堅い家系で育った「ウォルト・ディズニー」がアニメで身を立てられたワケ

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

「ディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオ」設立

アニメや実写作品、その関連グッズやコンテンツの制作&販売、遊園地にホテルの経営、そしてスポーツチャンネルの運営など、じつに多岐にわたる事業展開で世界のエンタメシーンをリードする「ディズニー」グループ。

今日、10月16日は、そんな「ディズニー」という企業が誕生した日です。

幼いころから絵画やアートの才能を認められてきたディズニー家の四男坊、ウォルター・イライアス・ディズニー(ウォルト・ディズニー)。1923年、彼が22歳のときに、8つ年上の兄で三男にあたるロイ・オリバー・ディズニーとともに立ち上げたのが、アニメーション制作会社「ディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオ」......そう、現在のディズニーグループのもととなる会社です。

鉄道マンの父をもち、長兄は郵便局勤務、次男は保険会社に勤め、一緒に事業をはじめたロイも銀行員という経歴をもつ、“お堅い職業人”ばかりの家族のなかで、ウォルトは自らの“好き”を貫きました。

If you can dream it, you can do it.

(夢をみることができれば、それはきっと実現できる)

これは、名言として語り継がれる、ウォルト・ディズニーが残した言葉のひとつです。

世の中やそれぞれがもつ価値観、物差しが大きく変わった今。“好き”を懸命に追い続けた先に、あなただけの“夢の国”が待っているかもしれません。

Top image: © iStock.com/Brasil2
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。