フレームポール不要「空気で膨らむ」エアーテント
それは、まるで白い家——。
サンドカラーやアースカラー、あるいはそのカウンターとなる極彩色と、自分好みの“色”でスタイリングする楽しみがアウトドアにはある。
が、そのラインナップにおいて「白(しかもピュアなホワイト)」は、かなりの異色。
そりゃあそうだ。シーンはアウトドア、汚れだって目立つ。でも、そこを大胆に挑戦的に使ったテントには、従来のそれにはない気品と佇まいを感じずにはいられない。
なにしろ、こんなにも周囲の景色が映えるんだから。
純白の「Air Archtecture」は、テントを空気の建築物として解釈しデザインされた家型テント。通常のテントと異なる点は、色使いだけではない。組み立てそのものがユニークだ。
従来のテントは骨組みとなるフレームを組み上げ、そこにシートを被せることで居室をつくりあげるが、「Air Archtecture」はフレームレス。骨組みとなる部分に空気を注入して膨らませるエアチューブで構成されている。そう、ビニールプールのように。
構造は実際の建物にならって、柱と梁で構成されている。エアフレームは厚手のポリエステルでカバーされた直径120mm、厚さ0.3mmのTPUパイプを使用。空気を入れた状態なら固さも保たれ丈夫だそう。
それでも強度にやや不安もある。が、そこはテント。外部で四方にペグ止めすることでしっかり地面に固定できる。
内部は白一色の世界。また、屋根部を含むすべての面に窓を配すことで内と外がつながり、景色と混ざり合い、自然との境界をあいまいにしてくれる。
風に揺れる木々の音、土の匂い、海や浜辺では波音や潮の香りを感じながら心地よいひとときが過ごせるはず。なにより、天井高2.6mという圧倒的な開放感。これに尽きる。
大人4人を収容するくつろぎの家型テント。オプションのフロアマット「Air Tatami」で空間を演出すれば、キャンプサイトでひときわ目を引く“白亜のおうち”が完成する。
早割35%OFFがきく今なら、税込7万9950円から。
『Air Architecture』