音楽業界にも流れが!「ブリット・アワード」来年より男女区別を撤廃

去年には、“世界三大映画祭”のひとつとして数えられる「ベルリン国際映画祭」が、性別で分けられた賞を廃止したことが記憶に新しいが、その流れは音楽業界にも訪れている模様。

先日、イギリスを代表する音楽賞「ブリット・アワード」が、来年より賞の男女区分を撤廃する方針を明らかにしたようだ。

音楽業界にいるアーティストの中には、男や女といった二元的な性別に位置付けられない人物も存在しており、以前より賞の制度変更を求める声が上がっていた。

同アワードの共同社長であるトム・マーチ氏は、「BRITが進化し続け、可能な限り包括的であることを目指すことが重要です。性別を問わず、アーティストが創作する音楽や作品に対するアーティストの功績を祝うのに最適な時期だと感じています。」とコメント。

来年からは、「オルタナティヴ/ロックアクト」「ヒップホップ/グライム/ラップアクト」「ダンスアクト」「ポップ/ R&Bアクト」の4種の新しい賞も設立され、今後はジャンルを主体に音楽とアーティストの評価を行なっていくという。

「ブリット・アワード2022」の授賞式は来年2月8日を予定。果たして、次はどのようなアーティストがノミネートされるのだろうか。

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