META、ビデオ通話に手話通訳サービスを追加!
Facebookを運営するMeta社が、同社の販売するビデオ通話デバイス「Portal」に電話リレーサービスを追加したことを発表した。
電話リレーサービスとは、聴覚や発話に困難のある人が健常者との電話を行うために、通訳オペレータがビデオを通した「手話」または「文字」で音声を通訳するというサービス。
Meta社は今回、聴覚障害者や難聴者向けのコミュニケーションソリューションを提供するテクノロジー企業「ZP BetterTogether」と協力し、英語またはスペイン語の手話の通訳オペレーターを必要な場合に追加できるという機能を追加したようだ。
聴覚障害を持つ方は、ZPアカウントを取得することが可能で、無料で「Portal」を受け取ることができて、同サービスを使うことができるとのこと。
ビデオ通話の手段として市場をリードする企業が、このようなアクセシビリティを提供することは、とても嬉しい。
日本ではまだ利用できないサービスであるが、同様のサービスが早く普及することを願いたい。
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