「Teams」に「手話ビュー」が登場。ろう者がリモートMTGに参加しやすい環境を整備
リモート会議が普及した昨今。場所を問わずミーティングができて便利になった一方、ろう者や難聴の人など、聴覚に障がいを抱える人にとっては、必ずしも会議がしやすい環境とは言えないだろう——。
そんな問題を解決するべく、「Microsoft」は「Teams」のミーティングに「手話ビュー」を導入。この機能があれば、手話を必要とする人がオンラインミーティングに参加しやすくなるという。
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©Microsoft 2022
「手話ビュー」を使用すると、画面の中央に手話通訳士が配置される。この設定は個人で行えるため、あくまで手話通訳が必要な人の画面にのみ、通訳士が固定されるんだそう。
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また、資料や画像などのビジュアルを共有する際は、手話通訳士の場所が自動で調整されるとのこと。通訳士の画面はやや小さくなるものの、手話がはっきり見えるサイズは維持されるんだとか。
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ちなみに、「Microsoft」が提供するのはあくまで「手話ビュー」の機能のみ。手話通訳士は会社や会議参加者などが事前に手配する必要がある点は押さえておこう。
「手話ビュー」の詳しい使い方はこちらから。
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