本当にあの声……「Siri」の中の人表舞台に降臨!

世界で最も有名なボイス・アシスタントといっても過言ではない「Siri」の中の人であるスーザン・ベネット氏が、あるCMに登場している。

Appleの新しいCM?と思いきや、そうではないらしい。

まずは以下の動画をチェック!

© UserWay/YouTube

動画では、「Siri」とそっくりの声(本人なので当たり前なのであるが)で人々を助ける様子が披露されるが、途中で「私がどんなに頑張っても、この世界には10億人の助けられない人々がいます」と語りだす。

その10億人の人々とは、障がいを持つ人々のこと。

そう、この動画はそんな障がいを持つ人々に対して、多様なガイダンスを提供する「UserWay」という企業のCMだったのだ。

同社は、デジタル化が進む現代において、より有効なWebアクセシビリティの必要性を強く訴えている企業。

現在、同社が提供するAIを利用したアクセシビリティ・ウィジェットを使用すると、様々なWebサイトを認識して、色・テキストサイズを調整してくれるなど、様々な方法で障がい者にも使いやすいWebサイトへとコードを自動で変更してくれるという。

今回のプロジェクトに参加したベネット氏は、「UserWayは、多くの人が気付いていない問題に光を当てています。私がSiriになったことは、何百万人もの人々にオンラインサービスへの入り口を作りました。私は、さらに自分のユニークな声を利用して、その扉を障がいのある方に開いていくことに興奮しています」とコメントを残している。

Top image: © fizkes/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。