LGBTQ+の「生きる、働くを知る」がテーマ。ライフマガジン『BE』が創刊
6月といえば、LGBTQ+の権利を啓発する活動やイベントが世界的に実施されるプライド月間。
日本国内でも徐々に盛り上がりを見せるなか、求人情報サイト「indeed」がLGBTQ+をテーマにしたライフマガジン『BE』の創刊を発表した。
それに伴い、同僚や上司、または人事部や経営層に知ってもらいたい、当事者が持つ仕事にまつわる願望や違和感といった「BE Voice」を募集中だ。
たとえば、こんな意見がすでに寄せられている。
同僚との何気ないプライベート会話の中で「彼氏いるの?結婚しないの?」と聞かれたときに、カミングアウトしていないからめんどくさくて適当に流してしまっているが、正直一人になると辛くなる時がある。(20代 美容部員)
職場の人間関係で馴染めない。親睦を深める機械でどうしても自分の本心を曝け出すことができないため、馴染めずに距離を置かれて孤立してしまいます。それで何社も転職しました。カミングアウトすれば本心を曝け出してコミュニケーション出来、仲良くなれるかもと考えたりしますが、やはり当事者に対して十分に受容的でない人々が多い社会では、物凄く恐怖を感じます。いつも不安と期待で追い詰められ、結局、怖くてカミングアウトできません。あと20年遅く生まれたかった。(40代 派遣社員)
こういった投稿(5月31日まで特設サイトにて募集中)一つひとつをヒントに『BE』は制作。
そうしてLGBTQ+に対する誤解や認識不足を顕在化させ、一緒に働く人たちはどのような行動を取るのがよいか?などを知り、考えるきっかけを創出することが、同誌の目的だという。
©Indeed Japan株式会社
自分とより多くの人が暮らしやすい社会の実現に向けて、何かすこしでも想いがある人はぜひ投稿してみては?
なお、発行は6月下旬を予定している。
『BE』
Top image: © Indeed Japan株式会社