スウェーデン新政権でトランスジェンダー閣僚が誕生!

スウェーデンでは先月29日、首相指名投票が行われ、与党・社会民主労働党党首のマグダレナ・アンデション氏が首相に選出。同国で初となる女性首相が誕生した。

さらに30日に発表された新内閣では、これまた同国で初となるトランスジェンダー閣僚が誕生。リナ・アクセルソン・キルブロム氏が、学校教育相に任命されたという。

キルブロム氏は、学校校長と弁護士も務めたことのある人物で、2015年の著書『WillYouLove Me Now?』によると、男の子の体の中で女の子として成長し、25歳のときに女性の体へと性別転換手術を行なったと説明。

彼女は過去のインタビューで、「トランスの人たちはずっと存在していて、これからも存在し続けるでしょうが、私たちはもう恥ずかしいとは思いません。私たちは新しい普通なのです」と発言している。

世界を見渡すと、台湾で2016年に、トランスジェンダーを公表する世界初の閣僚に、オードリー・タンが就任。

また去年10月には、ペトラ・デ・サッター氏がベルギーの副首相に就任し、欧州初のトランスジェンダー大臣となっている。

彼女のコメントの通り、トランスジェンダーは“新しい普通”になりつつあるようだ。

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