次の時代を制するスマホアプリ
メタバースにNFT、ゲーム業界も革新を迎える昨今。
いち早く流行に乗りたい投資家たちは、次に"来る”アプリを探そうと大忙しのようで、そんな彼らがいま注目しているというのが、「BUD」というソーシャルアプリ。
これは3Dアバターソーシャルプラットフォームの一種で、「どう森」や「ゼペット」のような、デフォルメされたキャラクターを操作してメタバース空間を旅するもの。
強力なライバルアプリに対するBUD最大のウリは、“簡単に”オリジナルのメタバース空間を作成できること。
ゼペットでルームを作るには多少テクニカルな知識を必要とするところ。だが、BUDはドラッグ&ドロップのみで、誰でもすぐに作成・シェアできる。
確かにこれは、現代っ子的な「手軽くシェアがしたい」ユーザーたちのニーズにうまくマッチしている。ゼペットで部屋を作るのが難しいと感じたり、ポケ森よりも幅広い体験をしてみたい人にとってはちょうどいいチョイスになるかもしれない。
昨年11月にリリースしてから中国の投資家たちの目に留まり、今月にはシリーズA+ラウンドで1500万ドル(約17億円)もの資金調達に成功したことを発表。
現在はまだできることの幅が少なく、ゼペットやどう森のユーザーには物足りなさを感じさせそうだが、今回の巨額資金がその可能性を広げるはず。
一方、中国国内では「Zheli」という類似アプリがApp Storeのソーシャルアプリカテゴリでトップを獲得したとか。
隣国韓国にはゼペット、日本にはどう森(ポケ森)、そしてシンガポールにはBUD……スマホ業界でもメタバース流行がいよいよ本格化してきたようだ。
投資家たちの読みが正しければ、スマホメタバースアプリの普及によって「誰もが、手軽に素早く“世界”を生み出す時代」が近づいていると言える。
マルチユニバースはすぐそこと言えよう。
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