ついに!?ドイツ企業が「コロナ検査」ができる「スマホアプリ」を開発
ドイツ・ミュンヘンを拠点とする企業「Semic RF」が新型コロナウイルスの感染を判断できるスマートフォン用アプリを開発。
そう、必要なのはスマートフォンだけ。
しかも、開発企業によると、なんとその的中精度は97%を誇るのだとか。
© CGTN America/YouTube
「SEMIC EyeScan」は、特許取得済みの技術を利用して開発されたアプリ。スマホのカメラで、片方の目を撮影して送信するだけで、わずか3~5分で検査結果が得られるという。
じつは、新型コロナウイルス感染者は、結膜炎を起こすことでも知られている。
開発にあたって、200万を超えるサンプルを採取した結果、新型コロナウイルスに感染した患者の識別に成功したようだ。
また、検査に必要な写真や個人情報は、EUのデータ保護ガイドラインを通して守られているとのこと。
今すぐに検査したいという人も多いと思われるが、同アプリは、現在ドイツ国内にて承認段階にある様子。
また、まずは企業向けにリリースされる予定で、サービス使用料として月480ユーロ(約6万3000円)の料金がかかるとのことだ。
かなり大きな可能性を感じるこのアプリ。
はたして、日本での承認も得られるのだろうか……?
Top image: © iStock.com/Olga Ignatova