ウォッカを生成する企業が生産をすべて「消毒液」に切り替えて寄付!

ニューヨークに本社を構えるスタートアップ企業「Air Co.」は、空気中から二酸化炭素を抽出し、水と混合してウォッカを生成する技術を開発して、数々の賞を受賞した、今、もっとも注目を集める企業のうちのひとつだ。

昨年よりウォッカの製造・販売をはじめたばかりの同社が、今回の新型コロナウイルスの影響を受けて、まさかの方針を発表した。

それは、現在おこなっているウォッカの生産をすべてエタノールに切り替えて消毒液を作り、そのすべてを寄付するというものだ。

「Air Co.」の共同創設者・CEOであるグレゴリー・コンスタンティン氏は「私たちはより良い社会の創生を目指して会社を設立しました。コロナによるパンデミックにも何かの方法でコミュニティへ支援をおこないたかった。私たちが生成可能な消毒液で支援をすることは自然の流れです」と語っている。

現在1週間に1000本ペースで生産がおこなわれ、順次拡大予定。生産された消毒液の寄付は市の助言にしたがっておこわれるという。

利益をまったく生まない現在の事業では、先行きも危ぶまれる同社であるが、できる限りこの支援を続けるとか。苦しい状況にもかかわらず、利益を顧みずに人々の救済を選択した、同社の英断に拍手を送りたい。

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