「モスバーガー」が接客ロボットを採用?「原宿表参道店」で9月までテスト導入へ
さまざまな作業がロボット化している現代。
大手チェーンの「モスバーガー」も来店者へのカウンター対応のための遠隔操作ロボット「OriHime」を2020年7月に実験導入した。
あれから2年……。
当時は大崎店での実証実験だったが、今回は複数店舗への導入に向けたテスト導入を「モスバーガー原宿表参道店」で行うそうだ。
というのも、この店舗は高齢者や障がいのある人、ベビーカー利用者、外国人など多様な顧客へのサポートを目指して作れられた背景がある。
店内には障がいのある人々の作品をアートギャラリーのように配置。社員は「ユニバーサルマナー検定3級」を取得するなど、テスト導入にはうってつけの環境というわけだ。
サービスは大崎店同様に設置された「OriHime」と同じく、商品の受け渡しフォローや声かけを行うというもので、遠隔でロボットを操る“パイロット”のプロフィールが近くに配置される予定だそう。
遠隔操作するパイロットのなかには難病を抱えていたり、何らかの疾患により自宅にいざるを得なくなったしまった人もおり、そうした人々の社会貢献の場として、この“分身ロボット”は大きな意味を持つ。
導入は9月末までの平日14~17時となっている。
©株式会社モスフードサービス
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