「コンビニ」のドリンクを店員さんに代わって陳列・補充してくれる「ロボット」、ファミマで実装へ!
コンビニで働いている方や、学生時代にアルバイトをしていた方は分かるかもしれないが、飲み物の補充って結構大変。
とくに夏の時期は冷たい飲み物が多く売れるため、単純な作業ながら、補充には多くの時間と肉体的な疲労も伴ってくる。
それを軽減すべく、「ファミリーマート」に導入されるのが人工知能ロボット「TX SCARA」だ。
このロボットが在庫保管・陳列をおこなうバックヤードに24時間つきっきりで配置され、陳列棚をスキャン。在庫状況を瞬時に把握して、ドリンクの補充を行ってくれる。
© Telexistence Inc./YouTube
しかも、すごいのが単に補充するだけでなく、過去の売れ行きなどのデータから、どの飲み物の優先度が高いのかまでも判断してくれるところ。
コンビニなどの小売店舗網でのこうしたロボットの実装は、世界でも実例がない新たな挑戦だ。
これによって創出された時間は、店舗の労働環境や売り場の質的向上、店舗あたりの採算性改善などに使うことができ、かなり効率的。
また、万が一ロボットに不備が見られる場合は、VRシステムを使って遠隔でロボットを操作することも可能だそう。
ロボット化、止まりませんね……!
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