珊瑚礁の破壊者が、美しいハンドバッグに変わる時代
先日紹介した、脱動物性素材を目指すファッション業界の期待の新生「ミノカサゴ・レザー」。
これを手がけるアメリカのスタートアップ企業「Inversa」より、新たなアイテムの販売が発表された。
© oleada_official/Instagram
新たに生まれたのは、同じくミノカサゴ由来の代替レザーを使ったバッグ「Captain Sleeve Plus」だ。
女性向けの実用品を展開するラグジュアリーブランド「Oleada」とのコラボによって作られ、スタイリッシュでミニマルなデザインに。
黒字のマットな質感は、一見すれば魚類のものとは思えない高級感すら感じさせる。
使いやすい洗練された外見に加え、16インチのMacbookがすっぽりと入る実用的な大きさは、多忙な女性の相棒としてもピッタリ。
おまけに、素材が魚類の皮というだけあって、撥水性は抜群。朝イチに飲んでいたコーヒーをこぼした……なんてハプニングも、水のようにさらっと受け流してくれるらしい。
© oleada_official/Instagram
Oleadaが掲げる「女性の暮らしを便利に」という理念に、珊瑚礁の生態系保護を結びつけたスマートな解決策といえる。
女性向けではあるが、ソリッドなデザインは女性以外でも使いやすい。性差に縛られることなく愛用できるだろう。
ブラック・キャメルの2色展開で、Oleadaの公式サイトにて245ドル(3万2000円ほど)で販売されている。
実用的かつオシャレなバッグをお探しなら、海洋保護に貢献できるこれを検討してみてはいかがだろうか。
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Top image: © OLEADA & INVERSA