ペットは立派な家族の一員だから、親権はペットの「健康状態」を考慮して決めるべき!

アメリカのワシントンD.C.で、親権に関する新たな法案が出された。ただ、親権といっても子どもに対してではない。じつは、ペットの親権である——。

同法案が成立すると、離婚訴訟でペットの親権を決める際、ペットの健康状態が新たに考慮される予定らしい。「どちらがペットを飼い始めたか」「どちらが飼育費用を払っていたか」などに加えて、ペット自身の健康も判断基準となる。

今回の法案について、動物の権利擁護者は「ようやく、動物を所有物ではなく家族の一員としてみなすようになってきた」と述べている。たしかに、ペットは単なる所有物ではない以上、心身の健康を考慮して親権を決めるのは当然といえるだろう。

また、同法案では、ペットに対して共同親権が考慮される可能性もあるという。子どもに対しては共同親権が認められる場合があり、それがペットにも適用される見込みらしい。

法的に、ペットが家族の一員としてみなされてきているようだ——。

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