ド派手に咲くか、黒に染まるか──。蘇る「伝説の歌姫」、その姿は……
英国の伝説的歌手=エイミー・ワインハウスの伝記映画『Back to Black』のファーストルックが公開。
マリサ・アベーラが演じるワインハウスの姿は、一目で分かる、やはりアイコニックなものだった。
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1983年イギリスに生まれ、2011年の逝去までに伝説的なヒットの数々を生み出してきたこのシンガーは、個性的なスタイルを裏付けるような、破天荒な私生活でも有名だった。
サム・テイラー=ジョンソン監督が率いる本作では、エイミーのキャリア初期にフォーカスし、スターへと駆け上がる姿を描くという。
新型コロナの影響で鬱屈した毎日が続いただけに、彼女の大胆でスキャンダラスな生き様は、現代の人々に新鮮な刺激を与えるはず。Pantoneに“型破りな時代”と称される今年、伝説の“破天荒歌姫”が、満を持して蘇るというわけだ。
ただし、原題はあの『Back to Black』。
生き様とは裏腹にシックでダークな世界観の名曲は、派手になりすぎた時代をむしろ落ち着かせたりするのだろうか。華やかさと落ち着きを両立した彼女の音楽は、揺れる現代を占うものとなるかもしれない。
当時のファンも我々世代も、この機会にミューズとしてのエイミー・ワインハウスに注目しておこう。
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