伝説のヒップホップ映画『Style Wars』がスクリーンに蘇る……!

「ヒップホップを知りたいなら、『Style Wars』を観ろ」と、社会派ラップの大御所KRS-One氏が語るほどの伝説的ドキュメンタリー映画が、製作から約40年の今年、劇場公開される。

映画の舞台である、1970〜1980年代のニューヨーク・ブロンクス地区は、がれきの山が延々と続き、貧困と犯罪が蔓延するエリア。

そんな街を彩ったのが、グラフィティラップブレイキングなど、若者たちの創造力をさまざまなカタチで昇華するサブカルチャー“ヒップホップ”であった。

瑞々しい印象の一方で、外壁や電車にペインティングを施すグラフィティは、大人たちから厳しい批判を受けていたという。

「生活の質に関わる犯罪だ」「ただの惨めなサブカルチャーよ」などの苦言を背に、湧き起こる衝動のままに「アートは犯罪じゃない」ことを証明しようと駆け抜ける若者たちの姿が映し出される。

© stylewars_jp/Instagram

映画監督のTony Silver氏は、「この時期、何よりも大事な変化は、ブラザーフッド(兄弟)の絆が生まれたこと」だと語る。

それぞれのバックグラウンドが違っても、志を同じくする仲間としての意識に美しさを感じたSilver氏は、グラフィティの描写についても「映画では善悪を判断することはしない。ありのままを見せるだけ。どちらか一方に偏ることはない」とこだわった。

© stylewars_jp/Instagram

ヒップホップの黎明期を体感できる『Style Wars』は、3月26日(金)より「渋谷ホワイトシネクイント」「新宿武蔵野館」ほか全国にて順次公開。

劇場のスクリーンいっぱいに広がる、色鮮やかなグラフィティやダンス、そして大音量のヒップホップミュージックを楽しめるチャンスをお見逃しなく。詳しくはコチラ

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