本好きのための「ホテル」、山口県に誕生！【2024年秋】

2024年秋、山口県は下関市に「本」をコンセプトにしたブックホテル「Neohas（ねをはす）」がオープンする。

最近、都心部を中心にブックカフェというのは増えてきているが、ホテルとなるとなかなかめずらしい。

企画・プロデュースを手掛けるのは、六本木にある“入場料のかかる本屋”こと「文喫」の生みの親である株式会社ひらく。

建物1階には宿泊者はもちろん、地域住民など誰でも立ち寄れるブックストアがあり、絵本から専門書まで「文喫」のブックディレクターが厳選した約3万冊が棚に並ぶ。

また、カフェやイベントスペースも併設されていて、地域の魅力発信イベントや雑貨販売なども行われる予定だ。

2階のワーク・スタディスペースを挟んで3階から7階はホテルフロア。

ここでも本に囲まれるような宿泊体験ができ、宿泊者には1階の本屋が夜間でも利用できる「夜の本屋」なる企画も実施予定だそう。

ちなみに「ねをはす」という施設名は「根を張る、根差す」という言葉から来ているそうで、そこには「本をきっかけに豊かな日常を届け、それが人々に浸透してほしい（つまり根差す）」という意味が込められている。

まだ客室の詳細などは発表されていないが、続報に期待したい！