「あるがままの自分」を取り戻すための宿「SOKI ATAMI」が熱海に開業

11月1日、“熱海の奥座敷”と呼ばれる熱海市小嵐町に温泉宿「SOKI ATAMI」が開業する。

施設名称のSOKIは“素(す)の器(うつわ)”に由来。「素」はご存知の通り、ありのままの、飾らない、という意。訪れた土地の自然に触れ、季節を感じ、素材を嗜む場所=「器」としての宿でありたい。そんな想いが込められている。

緑に囲まれた海を一望できる立地に広がる「SOKI ATAMI」の客室は、約40㎡から約65㎡の最大4名まで利用可能な全54室。すべての客室で温泉が楽しめるのが特徴だ。

インテリアデザインは東京・京橋の「アーティゾン美術館」などを手掛けてきた「TONERICO:INC.」が担当。「素空間」をテーマに自然の素材を取り入れた、温もりのある空間デザインとなっている。

敷地内にある「里庭」では、伊豆半島ならではの柑橘類をはじめ、地域の生活や風土に根付いてきた農作物植物を栽培。収穫した作物は施設内で宿泊者に提供予定というから、こんなところにも“器”としての気概が感じられる。現在、公式サイトにて予約受付中。

都会の喧騒から離れた自然のなかで、気張らずに、あるがままの自分を取り戻す——。これからの滞在スタイルのスタンダードといえるかもしれない。

© UDS株式会社
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