旅客機を改装した、海辺の絶景ホテル。バリ島の最新ホットスポットがオープンへ
この春、人気観光地のインドネシア・バリ島に、注目の新ホテルがオープンする。
バリ島南端のニャンニャンビーチに建設(設置)されたのは……。
© koming.darmawan & privatejetvilla/Instagram
小型旅客機の、ボーイング737。
不時着したわけではなく、この旅客機は今年4月にオープン予定の高級貸別荘「プライベート・ジェット・ビラ」。
じつはこれ、かつてインドネシアのLCCが使用していた機体。航空会社の経営破綻により旅客機を引退したものの、「ホテル」という新たな価値を与えられ、生まれ変わったのだ。
© privatejetvilla/Instagram
バーカウンターのついたリビングルームに、ウォークインクローゼットのある豪華な寝室。飛行機特有の丸い小窓も活用され、ほどよい日当たりによって優雅なバケーションが実現。コックピットを改装した開けたバスルームも魅力的だ。
さらに、プールやラウンジスペース、囲炉裏までついたラグジュアリー・ホテルとなっている。
© privatejetvilla/Instagram
ホテルだけでも憧憬モノだが、わずか150メートル先には太平洋が広がっていることも見逃せない。一足室外へ出れば、すぐそこは絶景のオーシャンビューだ。
好立地・豪華な設備・旅客機という特別さ、三拍子揃った「プライベート・ジェット・ヴィラ」は、宿泊客に別格の休暇を提供してくれるだろう。
© privatejetvilla/Instagram
ところで、この奇抜なアイデアの主はFelix Demin氏という実業家で、約8年前からバリ島で暮らしている人物。彼はすでにバリ島でいくつかのホテルを経営しており、新たなホテルも比較的信頼できるはず。
4月のオープンに先駆け、すでに予約サイト「Expedia」にて受付を開始している模様。お値段は1泊7000ドル(93万円ほど)とかなり高級だが、極上のラグジュアリーを体験すべく、旅先に検討してみるのはいかが。
Top image: © iStock.com/bloodua