『VALORANT』のパブリックビューイングがアツすぎた件
『League of Legends』など、世界的に人気なオンラインゲームを開発・運営してきた「ライアットゲームズ」のタクティカルシューティングゲームである『VALORANT(ヴァロラント)』は、2020年にリリースされて以降、その競技シーンの盛り上がりが注目されている。
2023年からのVALORANT競技シーンは大会の仕組みの大幅なアップデートに伴い、本格的にスポーツ興行の確立に向かっている。
筆者自身VALORANTをプレイするとともに、日本チームを中心に競技観戦を楽しみにしている一人である。
そして、現在開催されている「VALORANT CHALENGERS JAPAN (VCJ)」ではパブリックビューイングを東京、大阪、福岡の英国風パブ「HUB」で実施している。
また、開催店舗ではコラボドリンク(ノンアルコール)も登場しており、購入すると先着でステッカーをゲットできる。
私も先日、HUB高田馬場店のパブリックビューイングに参戦してきたので、その感動をお伝えしたい。
昨年はVALORANTをはじめ、eスポーツやゲームストリーマー関連の大規模なオフラインイベントの開催が増加してきたが、今回のパブリックビューイングは身近な場所かつふらっと立ち寄れることが魅力である。
誰しもeスポーツをスポーツとして分類することに疑念を抱くことはあるだろうが、観戦を通じて熱狂を体感することでその疑念は一瞬にして晴れる。
友人とウォッチパーティーなどをすることでその魅力には十分に気づいていた筆者であるが、パブリックビューイングは初めての体験であり、普段はオンラインでしかコミュニケーションの取れない同じゲームをプレイする他人と顔を合わせ、共に一喜一憂することの幸福感と言ったらこの上なかった。
実際にeスポーツ業界に携わる人やプレイヤーがスーパープレイに歓声を上げる様子は、今までにない一体感をもたらし、この業界に対する愛を共有する場をつくりあげていた。
今年6月にはVALORANTの世界大会である「VCT2023」のMastersが東京で開催されることが決定されており、かつてない盛り上がりを見せることが期待される。
VALORANTをプレイしたことがある人もそうでない人も、今日のeスポーツの最前線の熱狂を感じられるパブリックビューイングに、是非足を運んでみてほしい。
「おやつなトピック」って?
Z世代のインターンから、この道うん十年のベテラン編集者まで、TABI LABO“ナカの人”がリレー形式で担当するコラムです。