東京の森で「中秋の名月」を秋の間ずっと堪能……これ、よくない?

暑さはまだ続くようだけど、今日から9月がスタート。日の入りも早くなるこの9月の夜のお楽しみといえば、中秋の名月は外せないだろう。

2023年は9月29日(金)が中秋の名月(旧暦8月15日の夜)にあたるのだが、それより早い9月19日(火)から東京の真ん中にある森のような庭園で、“確実”に美しい月を楽しめるらしい。

実現する場所は、東京・文京区の「ホテル椿山荘東京」。

同ホテルでは、「椿」「桜」「新緑」「蛍」「涼夏・深緑」「秋」「冬」の7つの季節のうつろいに合わせた庭園演出を展開しており、今回は初の実施となる秋の庭園演出「TOKYO MOON ~雲と月~」を9月19日から実施する。

©ホテル椿山荘東京

内容は、庭園内に雲海を発生させる人気演出「東京雲海」を活かした“雲海スクリーン”を生成し、そこにホテル屋上から撮影したクレーターまでしっかり分かる東京の月の映像を投影。

まるで庭園内に月があるかのような幻想的な秋の夜景色が楽しめるという。

©ホテル椿山荘東京

写しだされるその月は、直径3mほどになり、東京で一番近く月を見られるお月見スポットになるかもしれない。

そして「秋」限定とはいえ、期間は2023年11月8日(水)まで展開される予定。1200年以上も前からつづくお月見文化を月が手の届きそうな距離で都合のいいときに楽しめそうだ。

©ホテル椿山荘東京

この演出に合わせ期間中には、二胡やクリスタルボウルの演奏による特別演出、お月見ヨガ、オリジナル月餅付きの宿泊プラン、お月見をテーマにしたイブニングハイティーなど各種関連イベントも開催されるとのこと。詳しくは特設WEBサイトからご確認を。

夜空は星が見えにくいなんて言われることもある東京だけど、秋の夜長のお月見を堪能するのにこれ、いいんじゃないでしょうか!

ホテル椿山荘東京 秋の庭園演出「TOKYO MOON 〜雲と月〜」』
【場所】ホテル椿山荘東京 庭園内幽翠池
【期間】2023年9月19日(火)~11月8日(水)
【時間】18:40、19:40、20:40、21:40 計4回
※演出時間は毎回約7分間
※その他の時間は通常の東京雲海が出現。

Top image: © ホテル椿山荘東京
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。