「NASA」が、ロンドン〜ニューヨーク間を1時間半で移動する旅客機を開発中

「NASA」が、マッハ2以上で飛ぶ旅客機を開発中。実現すれば、ロンドン〜ニューヨーク間をわずか1時間半で移動できるという。

現在開発が進められているのは、超音速で飛行する「X-59」。ソニックブーム(飛行機が音速を超えて飛行する際に発生する騒音)を抑えられるように設計されているんだそう。

©Lockheed Martin

じつは、騒音の軽減は超音速機の実現に向けた大きな一歩らしい。というのは、ソニックブームは市民の生活に悪影響を与えるとされていることから、アメリカでは非軍事的な超音速飛行は禁止とされているからだ。

現在、「NASA」は「X-59」の安全性を確認するためのテストを実施中とのこと。その後、2025年には上空を飛行し、騒音が許容範囲かどうか確認する予定なんだそう。

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「NASA」は、将来的に既存の50の飛行ルートに超音速機を採用する予定らしい。

もし超音速機が普及して日本発着の便にも使われるようになったら、日帰りや一泊二日で行ける海外旅行先が増えるかもしれない。

Top image: © Lockheed Martin
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