愛が生んだ「ビーチも走る車椅子」の裏の物語

車椅子の人にとって、海に行くのは大変かもしれない。

しかし、「Beach Wheelchairs」があれば、車椅子のままビーチを楽しめそうだ。

「Beach Wheelchairs」はあらゆる地形に対応していて、砂浜の上を簡単に移動できる。

しかも、素材はステンレス鋼だから海に入っても錆びにくいんだそう。

この車椅子には、開発者であるMike Demingさんの想いが込められているそうだ。というのは、彼の妻であるKarenさんが交通事故により四肢麻痺となり、大好きだったビーチに行けなくなってしまったことから車椅子の設計を始めたという。

海で楽しく過ごすKarenさんをずっと見ていたい——。

そんな想いから「Beach Wheelchairs」が誕生した。

今では、車椅子で生活する多くの人がビーチを楽しめるようになったんだそう。

ちなみに、ギリシャでもビーチのバリアフリー化が進められており、車椅子に座ったまま海水浴を楽しめる環境が整えられている。

車椅子ユーザーと一緒に海を楽しめる世界は、徐々に実現しつつあるようだ。

「Beach Wheelchairs」の詳細はこちら。