ゴミ袋の中で発見された赤ちゃんの物語。「本当の貧しさとは、愛が足りないこと」

笑顔いっぱいのエディー君は、エクアドルで産声をあげました。ただ、彼は他の赤ちゃんとは少し違う育ち方をしました。

ダウン症だった彼は生後間もなく、ゴミ袋に入れられて捨てられてしまいました。地元の大工さんがゴミ袋を動かそうとした時に彼を発見し、孤児院に預けられました。あまり泣かない、大人しい赤ちゃんだったとか。

その後、エクアドルにたまたま訪問していたアーデン夫妻が、エディー君の里親に。「News and Record」で、当時のことをアーデンさんが語っています。

「里親として引き取った時はチャレンジの連続でした。でも一緒にいるうちにわかってきたのは、私たちの決断は正しかったということです」

さらにアーデンさんは、エディー君がどのようにして家族の一員になったのかを、インタビューの中で語ります。

「最初にエディーを見た時、この子には愛情が必要なんだなって感じました。そして今は、彼のおかげで家族の中は愛に溢れています」

この動画の最後は、このような言葉で締めくくられています。

「貧しさというのは、お腹が空いている時や、着る服がない時や家がない状況のことだと人はよく言います。でも本当の貧しさとは、人から必要とされない時や、誰からも愛されない時なのです。そして、本当の貧しさを変えられるのは、家族なのです」

「ママ、どこにいるの?」エディー君は、アーデンさんがインタビューされている時もずっと探しています。
血はつながっていなくても、愛する気持ちさえあれば、素敵な家族になれるとアーデン一家は証明してくれているのではないでしょうか。彼らの、インタビュー動画はこちらから。

この動画は、現在Musicbed Film Festという動画コンクールに出展されたもの。心が動いた人は、こちらから投票も可能です。

Licensed material used with permission by Brownrygg Woolls

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。