人間が犬なしでは生きていけない理由
よく犬は「人間の親友」と比喩されますが、それは科学的に実証されていることだと「AsapSCIENCE」。飼い主のことをどれほど犬たちが理解しているか、身近な疑問を科学で分かりやすく説明してくれる動画を紹介します。
犬の「科学」で解明
犬と人間の関係性
犬って、本当に頼れる相棒ですよね。ある調査結果では、犬を連れている男性の方が女性から連絡先をもらえる可能性が約3倍だと判明しました。でも、なんだかんだで、あなたの飼い犬も、「僕がついてるよ!」と言ってくれているような気がしませんか?
これ、結構当たっているようですよ。
なぜなら、犬は人間の感情に対して反応するのが得意な生き物なのですから。笑っている時も、泣いている時も、むしろ人間が笑ってる人や泣いている人に対して感じるように、犬の脳も同じように感じ取っているのです。だから、もしあなたが泣いていたら、仲間の犬が泣いているように感じとっているということ。
たとえば、あなたの飼い犬がいちばん頭がいいと可愛がっているのなら、それもあながち間違っていません。ほとんどの犬は人間の2歳児と同じぐらいの知能を持っています。犬は約150単語を理解し、5まで数えられ、そして「1+1=3」のようなシンプルな間違いに気づくこともできるのです。
また、犬は空間的な問題に対しても解決できるのです。例えば、自分のおやつの在り処を探し当てたり、または目的地に対して最短ルートを探し当てたりなどの問題に対しても長けています。
今アメリカでは7500万頭の飼い犬がいて、中でも一番人気な犬種はラブラドール。中でも一番頭のいいと言われている犬種はボーダーコリー、プードルとジャーマンシェパード。もちろん犬の知能レベルは人間とは違うものですが、犬の知能も素晴らしいものです。
麻薬犬だけでなく、犬は他にも脳卒中、低血圧、そしてガンも嗅覚で検出できるというのです。たとえば、前立腺ガンの被験者の尿を採取したところ、33人中30人分のサンプルでガンであることを当てたと言います。鋭い嗅覚は、人間の揮発性有機化合物を当てられる能力があるようです。
人間は本当に犬が大好き。最近の研究では、犬に対しての愛情ホルモンの反応が、人間が赤ん坊を世話する時の反応とほぼ同様なものであることが判明しました。犬と一緒にいることで、ストレスや不安症を減少させるとも解明されているのです。このような結果からも、古くから犬と人間は、親友関係にあることがわかりますよね。